勉強会(法令遵守編)

・法律を守ることは重要か？

法令を守ることは、当たり前ですが重要なことです。特に福祉事業は制度内事業体と言われるように、制度に沿って事業を行い、医療報酬、介護報酬と言う収益を得ています。その法令を理解し、必要な場合は勉強して法令に沿った形で運営をしていきます。しかし、一般の職員などが、法令を理解し、日々の常務を意識して行っていることはほぼないのではないでしょうか？例えば身体拘束について。身体拘束は平成12年の介護保険制度開始と同時に原則禁止とされました。身体拘束は、その行為自体が虐待と認定されることを知らないという職員がいることや、病院で拘束していたから、退院後も引き続き拘束をするという安易な考え方をする職員も中にはいるかもしれません。働くスタッフが法律を知ることがとても大切になってきます。それがお客様はじめ、ひいては会社や私たちを守ることにもつながってきます。

・当施設の義務とは何ですか？

「義務」とは「当然しなければならない努め」です。どんな介護施設でも共通して必要な法令を上記に上げました。

まず、これらに管理体制を整えることから初めてみることがいいかもしれません。施設やサービスごとに人数基準が定められています。その内容が記載された運営規定が必ず施設に掲示されています。正当な理由なくサービスの提供を拒んではいけません。適切な理由なくサービスが困難であることと認められる場合は、当該利用申込者に関わる居宅介護支援事業者への連絡、適切な他の事業者への紹介、その他必要な措置を速やかに講じなければなりません。居宅サービス計画（ケアプラン）が作成されている場合は、当該計画に沿ったサービス提供をしなければなりません。

メディホス河口湖は法律や制度を遵守しながら業務に専念していきます。