資格所有者紹介
【リンパ浮腫療法士】【医療リンパドレナージセラピスト】
メディホス河口湖の看護職員に、リンパ浮腫療法士と医療リンパドレナージセラピストの資格を所有している職員がいます。
左足が施術前 右足が施術後
足のドレナージを行うことで、血行が良くなりリンパ管の流れが助けられ、足のむくみが改善し、肌の色が全然違います(⌒∇⌒)
とても気持ちよさそうにしていました!!
痛みがあるか聞くと「全然いたくないよ~♪」と言っていました。
療法士は「魔法の手」と呼ばれています。
①リンパ浮腫療法士(LT)
リンパ浮腫療法士とは、日本リンパ浮腫治療学会による認定資格です。医療従事者として、リンパ浮腫の複合的治療を中心にリンパ浮腫の診療に従事する際に必要な専門知識・高度な技術水準をもった専門家と認められた者に与えられます。
全国に既に900名を超えるリンパ浮腫療法士がいます。
・複合的浮腫治療(スキンケア・用手的リンパ指導マッサージ・圧迫治療、圧迫下の運動療法)の指導・実施
・弾性ストキングの指導
・日常的なセルフケアの指導
・治療報告書の提出 など
リンパ浮腫はがん治療により、腕や脚などがむくむ症状で、リンパ節の切除や放射線治療によってリンパの流れが停滞することで起こります。
・浮腫を起こす原因
栄養不良、加齢、心臓病、肝臓病など原因は多種あります。
むくみは細胞組織の液体(細胞間組織)と血液の圧力バランスが崩れて細胞組織に余分に溜まり、腫れてしまった状態です。足やすねを指で圧迫し、押したあとがへこんだままなかなか戻らないと、むくんでいる状態だと判断することがあります。
むくみは下肢に現れやすいのは、重力によって水分が身体の下の方に溜まりやすくなるためです。したがって、寝たきりの人にむくみが生じる場合、背中や顔がむくみやすくなります。これは、ずっと同じ姿勢でパソコン作業をする会社員の人が夕方ごろには足がむくんでしまうのと同じで、寝たきりの人もずっと同じ姿勢でいることが多いからです。むくみは、加齢によって血液のめぐりが悪くなることが原因で起こると考えられています。通常、身体の不要な水分は細胞から静脈やリンパ管に戻され、最終的には尿として排出されます。しかし、加齢によって血液のめぐりが悪くなると、細胞に溜まった水分を静脈やリンパ管に戻しきれなくなり、不要な水分が身体に溜まってむくんでしまいます。
血液のめぐりが悪くなる原因
・心臓のポンプ機能の低下
・足の筋肉量が減って、静脈血を上に押し上げる(心臓に戻す)働くが弱くなった
・皮膚の張りが弱くなり、細胞が余分な水分を静脈に押し戻しにくくなった
加齢以外の原因として、長時間同じ姿勢で居続けることや塩分や水分の摂り過ぎ、お酒の飲み過ぎ、過労やストレスなどがあげられます。
当施設では、療法士を中心に看護師が利用者様の状況を把握し、必要に応じて圧迫療法やマッサージを行い浮腫のケアを行っています。
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ホスピス型有料老人ホーム メディホス河口湖
(サービス付き高齢者向け住宅)
〒401-0320 山梨県南都留郡鳴沢村2357-1
TEL 0555-25-7466 FAX 0555-25-7468
富士急行線 河口湖駅から車で20分
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